# by ohbentou | 2009-09-20 21:01
![]() 沖縄久茂地交差点のおべんとバトルから離脱して、1年以上が過ぎ去った。…が、風の便りに聞くところでは、そのバトルはいまだなお続いているという。要は、みんな相変わらず頑張ってるよってことみたい。 さてさて、最初の予定では昨年末に発行予定だったぱぴる文庫3号は、予定日をひと月過ぎ、いつの間にかまたひと月が過ぎ、そして気づかぬうちにもうひと月が去って、あれよあれよと言う間にもうすでに今年も半分が過ぎ去ろうとしているではないか…。1号と2号を出す時に、なにがあっても3号までは出します!!と声高に宣言したあの誓いをよもや忘れてしまったわけではあるまいぞ。1号2号の取り扱いをお願いする時に、取扱店の方に次の号はいつでますか?と聞かれ、来月には発行予定です♡とにこやかに答えたことも、そしてその時から半年も過ぎ去ろうとしていることも忘れたわけではないけれど。 ってなわけで、いくら何でもそろそろ本腰入れて制作作業にかからねばと思っております。8月には発行できれば、いやもとい、発行予定です。3号では、久茂地おべんとmapに加えて、久茂地おべんと百珍いえいえ百彩なども掲載予定です。 # by ohbentou | 2009-06-23 21:20
# by ohbentou | 2008-10-11 08:10
ちいさな冊子 ぱぴる文庫 No.1
今週末無事入稿でき、7月10日に発行の予定です。 かわいいおいしい沖縄リトルプレス。(でもなぜか安曇野から) 税込み価格500円 36ページ全カラー ポストカードのおまけ付き。 ご購入方法は下記ホームページをご覧ください。 また本誌を扱っていただけるお店やカフェ、書店さまなどありましたら。 HP記載のアドレスより、お気軽に連絡お願いいたします。 ちいさな冊子 ぱぴる文庫 No.1 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この中から一枚のおまけポストカードつきです。 5冊以上まとめての一カ所への発送は送料無料となります。 # by ohbentou | 2008-06-28 17:34
6月も半ばというのに、ここ松本は寒い限りです。
さて、おべんと修行終了してはや2ヶ月、いまかわいい冊子を作っています。 沖縄の写真や、アジアやおべんとうのレシピ、 おべんとウォーズの抜粋などをまとめた1冊です。 今回が1号となりますが、2号もすでに製作準備中です。 7月上旬発売、A5 32ページ 500円 の予定。 取り扱い店や販売方法などは、おってお知らせします。 ぱぴる文庫 No.1 ![]() –目次– 沖縄から安曇野へ 沖縄しまさば便り 沖縄おべんとウォーズ Asian & Okinawan レシピ 沖縄野菜& ベジレシピ 草畑で野良遊び いつものように オルガンチェアー # by ohbentou | 2008-06-12 22:32
さて、あの久茂地交差点での修行の日々は、
もはや遠い物とあいなりました。 果たしてあれは夢か幻か… いまだになぜか日中の天気が気になって、 なんとなくあの交差点に思いをはせることも。 ようやくネットも本格的につながったので、ちょいと一言。 またそのうちおべんとメニューのレシピでもちょこっと紹介してみます。 ![]() # by OHBENTOU | 2008-05-10 11:12
昨日はおべんと修行最終日でありました。
先週金曜日はカウントダウン体制に入っていたせいか配達注文も目白押しで、 交差点に到着間もなく売り切れごめん状態の、なんともうれしい誤算だった。 ![]() そして最後の勝負がやってきたのである。 でも最後だからきっとお客さんもいっぱい来てくれるだろうと余裕の勝負なのだ。 だから頑張っていつもよりちょっとだけたくさん用意して、 時間も早めにしかけて余裕しゃくしゃくのはずが、 これまた配達注文があっちやこっちから入ってきて、 ふたを開けたらしっちゃかめっちゃか、あっという間に終了状態。 それも今までで一番のにぎわい、長蛇の列で、 こんな毎日だったら週休4日でやっていけたかもしれないのだ。 なんかちょっと気持ちいいものなのである、 …が周りを見渡せばどこもほぼ完売状態で、 昨日はおべんと屋さんのラッキーデーでもあったもよう。 それにしてもいろんな方々が、名残惜しんで? 入れ替わり立ち代わりやって来てくれた。 当初は女性のお客さんばかりだったけれど、 次第に男のお客さんもぼちぼち来てくれるようにあいなり、 昨日の様子を見るにつけ、意外と隠れた名おべんと屋だったのかも、 なんて思った次第です。 うちの後には、強風を避けて北からプリモのカレー屋さんが引っ越してきます。 それにしてもますます信吾ちゃんに似てきたオトちゃんのクリクリヘア、 なんかひとえで眼が細くてまんまる顔のローマ人の髪の毛みたいなのだ。 沖縄でのおべんと修行を終え、 春の萌えの中、近々車で九州から遥か地元まで北上する予定。 ではほんとうにお世話になりました。 でもまた書くかも。 明日にておべんと修行終了なのだ。
かれこれ2年近くのおべんと修行。 朝早く起きなくてもいいと思うと気は楽な反面、 なんか微妙に寂しい風もさわさわ吹いているのである。 ![]() 思ってた以上にみなさんに名残惜しんでいただいて、 とっても予想外というか、うれしいというか、感謝感激というか、 修行というわりには結構楽しかったのだ。 毎日10秒くらいしか顔をあわせず、一言二言言葉を交わすだけなのに、 いつの間にか親近感のようなものもわいてくる。 この短時間の長期間というのがいいあんばいなのかもしれないなー 毎日のようにしつこくおべんとうを買いにきてくれた方もたくさんいて、 中には飽きるから他へ行くように言っても、 飽きてるはずなのにしつこくしつこく毎日来てくれた人も。 しつこいけどおべんとうは思ったよりあっさりだから、 これまたいいあんばいだったのかも。 明日は、今年値上げしたおべんとうを昨年の値段で、おべんとALL400円、 ココナッツプリンと杏仁豆腐をそれぞれ50円にて販売いたします。 飽きて最近足が遠のいている方も、明日が最後、 今のうちにせいぜい名残惜しんでください。 ほんとうにありがとうございました。 暖かくなってきたせいか、新規のおべんとうやさんが半参入、
場所を巡ってトラブルになって、ぱらぱら降り注ぐ雨の中、 どうにもこうにもたいへんだ。 うちのおべんと出店も残すところ2週間とあいなりました。 来月からこの場所には、強風にさらされる交差点北の端から、 プリモのカレー屋さんが風をさけて引っ越してくる予定。 ![]() ![]() うちではココナッツを使ったほどよい辛さのタイカレーを出している。 当然のことながら、ココナッツはタイからの輸入なんだけれど、 この価格がじわじわ上昇し、近いうちに大幅に値上がりするもようなのだ。 その理由はパームオイルのバイオ燃料分が大幅に増加しているためらしい。 石油がなくなるとか、環境に配慮してとかいう理由で急増しているバイオ燃料は、 食物としてのトウモロコシや、さとうきびや、そしてココナッツなどの、 大幅な不足をまねくことになり、その価格も急上昇中だ。 一方、世界各地での干ばつや洪水や異常気象が深刻な作物の不足を招いている。 意図的に作りだされているとしか思えないこういった状況は、 これからますます厳しい物になっていくにちがいない。 また、畑に撒かれる作物の種子は、種子を生産する企業に独占され、 本来はその年に実を付けた種を翌年撒くという当たり前の自家採種が廃れ、 毎年毎年、企業から種子を購入するという不自然な形が当然になってきている。 更に今海外では遺伝子組み換えの種子が大量に作付けされていて、 近年では、採種した種を翌年まくと、 自ら毒性タンパク質を作り出して自死してしまう、 なんとも恐ろしいターミネーター種子なる物まであるそうだ。 モンサントに代表される、遺伝子組み換え種子を作る企業は、 除草剤や農薬なども生産しており、健全で自然な農業の在り方を破壊し、 農産物、食料の供給をコントロールし、一手に握ろうとしているのだ。 本来の農業や、食生活は、意図的に歪められ、破壊されている。 ![]() すんごい風ーーーー 飛ばされるーーーー レジ袋飛ばされて、ゴミを撒き散らかしてしまってスミマセン。 お客さんもみんな足早に、素早くおべんとうを買って、 逃げ去るようにここを後にしていく、 風にあおられカレーが波しぶき状態に降り注ぐ、寒い寒い沖縄の3月。
…とまあ、3連続投稿なのだ。
![]() 事情があって来月3月の半ばにて、 おべんと修行を終了することになりました。 あっという間に1年半以上がたちました。 修行にはそこそこ慣れたけれど、 今度はまたちょっと違ったフィールドで歩みを進めていく所存です。 残りひと月、今まで以上のご愛顧を賜りますよう どうぞよろしくお願い申し上げます。 …とまあ、おべんとうやさんは軒並み台所事情はかなり切迫している。
ここにきて、先日の小麦を始め、乳製品、鶏肉などの値上がりは著しく、 石油製品の高騰もこれに輪をかけている。 ![]() こんな切羽詰まった状況を見越して、 今年からおべんとうの値段を若干上げざるをえなくなりました。 この交差点のおべんと屋さんどこもが値上げしたかったんだけれど、 うちだけ値上げしたらお客さんが離れるのではという不安もあって、 なかなか値上げすることに踏み切れなかったのだ。 でも今回はほぼみなさん足並みそろえての値上げとなった。 その値上げ幅、おそらくみんな50円程度と思うのだけれど、 以前に比べこの界隈のにぎやかさが、どことなく寂しくなった。 50円、なかなか大きい50円なのだ。 今後も食料の値上がりは続いていくものと思われるし、 食の安全性が特に意識され始めていることを考えると、 今までのようなおべんとうの在り方も変わっていかざるをえないのでは。 自分的には、玄米と、梅干しと、 葉っぱや豆腐くらいあれば全然大丈夫な食生活なんだけれど、 これじゃあなかなか一般受けるするおべんとうにならないような、 でもこの路線、これからは結構いけるかもしれないなー 今日、おべんとうを売り終えて帰ろうとしている時に、
以前よく利用していただいたお客さんの連れ合いの方に、 おべんとう屋さんをやりたいのだけれど…と、 いろいろ相談されたので、そのあたりをちょっと書いてみようかと。 いつも書くように特にこの界隈に置いてのおべんと売りは超激戦で、 原価率はかなり高くてまともに計算する気にならないほどなのだ。 一般の飲食店で700円とか800円くらいで提供できる物だとしても、 ひとたびこの場所でおべんとうとして売るとすれば、 とてもその値段をつけることはできない。 実際500円を超える値段を付けるのにはかなり勇気がいるのだ。 うちでも以前はマクロビのおべんとうを500円で出していたこともあるけれど、 いかんせんその手間たるやもうやってられないというので、 結構人気はあったもののいつの間にかメニューに載ることはなくなった。 ![]() 薄利多売?多利少売? いずれにせよ、とにかく売れ残ることなく、 完売しないことには、ロスも出るし、原価率も上がるし、 なによりとっても悲しい気持ちになることは間違いない。 おまけに容器代やおはしなどの代金も馬鹿にならないし、 どこか使い捨てする物を使うことにためらいもあったりする。 一見短時間の仕事で、あとは自由なんて思われがちだけれど、 見えないところでの仕込み時間はかなりかかっているし、 天気が悪ければ客足激減、作った以上はさばかねばならず、 毎日勝負の重圧もかかってくる。 1日何個売れるんですか?と聞かれたけれど、 おべんとう屋さんによって雲泥の差があるし、 その日によってもこれまた雲泥の差があるからなんとも言えず。 でも10数軒のおべんとやさんがしのぎを削っているのだが、 ここでコンスタントに50個売っているところは おそらく半分にも満たないのではないだろーか。 ちょっと計算してみれば、おべんとう1個400円として、 例えば50個売って…、そのうち原価が…… やっぱりあんまり計算しない方が良さそうですね。 なにより味が一番なので、 やり方によってはいい方法があるかもしれないけれど、 まずはこの界隈で場所を確保することがまず何よりも難しい。 どこかが空かねば新規参入の余地がない。 売り上げ、場所の確保、労力、そして食の大切さなど考え合わせると、 ちょいと覚悟して、そして最初に設備投資などせずに いつでも身を引けるような規模で始めた方が良さそうな、 そんな沖縄久茂地交差点のおべんとう事情でありました。 年も明けてはや10日。
今年からおべんとうの値段をやむなく上げさせていただきました。 この界隈はおべんとウォーズの名の通り、 非常に過酷な販売競争が繰り広げられているため、 おべんとう屋さんの負担は、外で見るよりかなり大きいのです。 でもお客さんにしてみたら 50円の値上げでも負担なのもよくわかります。 さて、年末からあまりにめまぐるしい日々の中、 ブログの更新もままならず、 しばらく休養させていただくことにします。 それではまたそのうちということで。 # by ohbentou | 2008-01-10 20:58
いい天気になった連休明け。
クリスマスもどこ吹く風、 いつも通りの一日が過ぎ行く。 ![]() 連休あとだから足下がよろけているのは、 お客さんではなくて、わたくしの方でありました。 今年は冬らしからぬ温かな日々が続いている沖縄。 のこすところあと数日、 今までにない超長期休暇に突入間近なのだー 沖縄は知っての通り失業率は高く、
求人も少なく、賃金は安く、労働時間は長く、 一方基地関連で高額の所得を得ている人もいるらしい。 そんな中でおべんとうやさんは手っ取り早く開業できて、 端から見ているかぎり結構な収入が稼げると思うのか、 この稼業に参入する人たちはひきをきらないようだ。 ![]() でもここ久茂地交差点でのデットヒートは中々厳しく、 他のエリアや、スーパーや、街中のおべんとう屋さんと比べて、 そのサービス具合や、おべんとうの中身の充実ぶりは、 一歩突出したものがあるのだ。 この狭い一帯に20軒からのおべんとうやさんがしのぎを削るのだから、 サービス競争が熾烈になるのは仕方ないとはいえ、 昨今の物価上昇率や、沖縄の労働条件の厳しさを鑑みるに、 今のままでは、どこのおべんとう屋さんも 厳しさはなおいっそうつのるものと思われる。 要は、値段が安くて、原価がかかるから、 たくさん売らなければならないし、 サービスもいっぱいしなくては太刀打ちできないから、 おべんと作りにかかる労力もたいへんで、 気楽に構えてたらずっこけちゃうということなのだ。 でもこの業界に限らず、沖縄では全県的に そして全般的にこういったことは言えるので、 つまりはお金をあてにして基地を受け入れても、 実際は何にもいい結果に繋がらないよということなのだ。 方や僕もお金よりももっと他に大切なことがあるのだといいながら、 売り上げや原価を気にするこの毎日。 しらずしらずのうちにお金のことばかりを気にしているようで、 ちょいと反省の日々なのだ。 年末も慌ただしさをまし、
お客さんの流れもいつもとどこか違う。 忘年会やクリスマスやお正月に向けて、 みなさんの予定や体調やお財布の中身も、 大きく影響しているに違いないのだ。 ひゃっほーの3連休明けは、 クリスマスの火曜日となり、 なんだかずいぶんと客足にも影響ありそうな気もするし、 まったく何でもなさそうな気もするし、 実はキリスト生誕の日ではないらしい、そんな25日のクリスマス。 ![]() どんどん値上がりする食材やおべんとうの容器。 そもそもぺらぺらのプラ容器を 毎日大量にゴミにするのはしのびなく、 だからあのパルプのおべんとう箱を使ってはいるものの、 どうしてもカレーの容器やレジ袋などを 使わざるをえないのも現状なのだ。 食材にしても、なるべく体に害のないものを使いたいと思い、 化学調味料や保存料などは調味料も含めて使っていなし、 油もすべて遺伝子組み換えの心配のないもの、 輸入野菜もほとんど使わず、卵はすべてEMの卵で、 豚肉もすべて県産豚を使ってはいるけれど、 値段がかなり安いおべんとうだから、どうしても輸入の鶏肉を使ったり、 野菜にしても有機野菜を使う余裕もほとんどないのである。 食事を提供してそれを口にしてもらうというのは、 とっても大切でたいへんな事のはずなのに、 それが商売となって、数をこなし、原価の計算を始めると、 その大切さがどんどん後手に回ってしまうような気もするのだ。 これからもっともっと不足して高騰しそうな食料、 もう一度しっかりとおべんと修行も見直す時期かもしれない、 そんな2007年師走も半ば、降りしきる雨が気持ちのよい夜のこと。 雨…
しとしと雨が降りしきる。 でも今日は風がないから、 デカパラソルも無事設営でき、 雨の匂いに若干気持ちがやわらぐのを感じながら、 少し減らし気味のおべんとうのセッティングを始めた。 !!ないっ… またまたないのだ… カレーを入れる容器またまた忘れましたー ![]() この天気だから、いつもよりは客足が鈍るはず、 だからお昼時を30分後に控えた今ここを離れるのは、 大切なお客さんを逃してしまうことになるのだ。 第一この雨の中足を運んでくれる方にも申し訳ない… でも取りに戻らないわけにはなるまいよ。 と言うわけで、小雨の中猛ダッシュでコインパークへ戻り、 100円投入して一気に飛び出したのはいいけれど、 雨のせいか、師走のせいか、道は混んでて中々進まぬ那覇の街中。 でもなぜか今日はアセアセ気分になる事もなく、 まあどうせ雨だし、何とかなるだろモードで、 どうにか交差点に再到着したのはかれこれ12時も15分前だった。 聞けば案の定お客さんが何人か待っていてくれたみたいだけれど、 あまりに遅いから立ち去ってしまったとの事。 大変申し訳ありませんでした。 その後雨はかなり小降りになったものの、 落ちた客足が戻る事なく、やっぱり残ったおべんとう。 あの空白の15分間ここに立っていることができたら、 たぶん売りさばけていただろうという微妙な数でありました。 こんな雨も、おべんと売りさえなければ、気持ちよい雨なんだけどなー。
ここ久茂地交差点には
現在ざっと20軒のおべんとう屋さんが出店中。 何ともすごい数のおべんとう屋さんが この一帯にひしめきあっているのだ。 それもお昼前後1時間限定の屋台街なのである。 こうやって、毎日厳しいおべんとウォーズに望んでいると、 その日によっていろんな流れがあるから、 その流れを読んでおべんとを用意するのが なかなか難しいのだ。 ![]() 例えばうちの場合は、どうも週始めは客足が鈍く、 後半にかけて少しずつ上向き加減になっていく。 やはり土日の休みで羽目を外しすぎて、 月曜日からアジアご飯を食べる気にならないのかもしれない。 でも月曜日は全般的な流れとしてお客さんの数は多いのだ。 それからうちのおべんと箱はいわゆるエコな紙製だから、 当然中をうかがう事はできないのだ。 写真でメニューを張り出しているとはいえ、 はじめて通りかかったお客さんにしてみれば、 中身を見ずにおべんとうを求めるのは、 ちょっと勇気がいるに違いない。 だから天気が悪くて、 何でもいいから手っ取り早く買いたい、 なんていう雲行きの時なんかは、 お客さんの足は止まりにくいのだ。 アジア系のメニューだから好き嫌いもはっきりしていて、 いつものおべんとやさんが休みだからといって、 仕方ないからアジアのおべんとでも買おうかな、 っていう気になるお客さんの数も限られてくる。 その反対に好きな人は遠くからわざわざ足を運んでくれる。 お客さんがいっぱい行列に並んでくれる日もあれば うちだけ人が避けていく日もあり、 カレー!カレー!のオンパレードの日があると思えば、 今日は誰もカレーを頼んでくれないよ〜、の日もある。 この辺りがいつも同じじゃなくて楽しい所ではあるけれど、 少しでも早く帰って次の日の仕込みにかかりたい忙しい身にとっては、 ちょっぴりハラハラするところでもあるのだ。 だからやっぱり博打のおべんと売り、 今年も終わりが見えてきた、 来週も手を抜かずに頑張る所存であります。 11時を過ぎて、あれほど閑散としていたニッセイビルの前に、
突如として現れるおべんとう屋さんの数々。 もちろんピークは12時からの15分間ほどだが、 その前にももちろんお客さんはやって来るから、 早いおべんとう屋さんだと11時前には交差点にやってくる。 そして11時をまわれば、あちらこちらから おべんとう屋さんの車がやってきて、 慌ただしくたくさんのおべんとうや、 スープの入った保温ジャーを運び込むのだ。 ![]() そういえばまたまた思い出した。 あれはかれこれ2〜3日前の事。 その日、テーブルや荷物を車から降ろしていると、 突如短い叫び声と、何かを落とす音が響いた。 思わず見回すと、誰とはいわぬあの元気なネーネが、 持ってきたスープのジャーを、辺り一帯にぶちまけていたのだ。 結構忙しいおべんと屋さんだから、スープの量もなみなみいっぱいだ。 ぶちまけた本人はもちろんかなりのアセアセだろうけど、 それを見てる周りのおべんとやさんたちも、 なんか他人ごとじゃないみたいで、 コチラにもアセアセ気分が伝染してしまうのだ。 こうやって毎日おべんと作って、おべんと売っていれば、 なんやかんやアクシデントはおこるもの。 僕もご飯や作ったおべんとうひっくり返したり、 出がけにバッテリーがあがったり、 忘れ物して取りに帰ったりと、その手の話は枚挙にいとまがない。 でも12時目前に、スープ全部ぶちまけるのは かなり悲しい状況だというのは想像できるのだ。 後で聞けばなんとか補充が間に合った模様で、 とりあえずよかったよかった。 そういえば、今日は今日で、 誰とはいわぬ数軒先のおべんとやさんでは、 テーブルを忘れたのかおべんとうだけが悲しく積みあげられ、 人気のないまま結構な時間置き去りにされていた。 まさに無人販売おべんと屋さん状態なのだ。 さてさて先週とうって変わって穏やかな日々の続く 沖縄久茂地交差点、 明日はどんなドラマが待ち受けているのでしょう。 日に日におべんとう屋さんが増えている、この久茂地交差点。
交差点角のビルのご厚意にて おべんとう屋さんおよそ13〜14軒が 歩道に接する敷地にテーブルとパラソルを連ねているのだが、 北端の小さな道を渡ってすぐの角に、 今なんと3軒のおべんとう屋さんが出店中。 ![]() 歩道か車道か、はたまたどこかの敷地なのか、 ちょっと判断しづらい微妙な狭い一角に、 以前から1軒出ていたのが、いつの間にかもう1軒が増え、 そして今やもう1軒増え、 3人まさに肩寄せ合ってのおべんと売り。 そして北端方面にも新規のおべんと屋さんが参入した模様だし、 今日はコックコートを着た いかにも下見してます♪みたいなコックさんが、 端から端まで念入りにチェックしていたのだ。 いったいどうなってるのの交差点。 ちなみに昨年は、この時期になってから、 それまでここでがんばっていたおべんとう屋さんが 何軒かぼちっぼちっと姿を消していき、 うちはそれまでいた激風吹きすさぶ最北端の地から、 空いた現在のスペースに移動することができたのだ。 だからこの時期におべんと屋さんがこれだけ増えるというのは、 もともとおべんと大国の沖縄に、 さらなるおべんとブームがおきているのかもしれない。 最近は交差点近辺の車の駐車に警察の目もかなり厳しく、 doshaのカレー車もとうとうこの一帯から 撤退する憂き目にあいなったのだ。 根性の女ハナちゃんどうしてんのかなー でもおべんと売りの皆さんもかなり根性ありと見た、 そんな久茂地交差点、寒さはこれから、 勝負もこれからの師走なのだ。 そういえば思い出した、
あれは確か先週の水曜日、 しとしと雨が降り注ぎ、 ぴゅーぴゅー風も吹いていた。 でも交差点に並ぶおべんと売りは、 皆肩をすぼめながらも、いつも通り交差点に佇んでいた。 ![]() そんな最高のおべんと日和の雨の下、 お客さんの相手をしていると、 耳をつんざくタイヤのきしむ音。 思わず目をあげれば、 一台のタクシーが雨にハンドルをとられ、 右へ左へ結構な速度でスリップしてる。 沖縄の道路は雨に濡れるととっても滑るから、 交差点で曲がった直後、 スピードをあげたとたんにスリップしたに違いない。 幸い前後に車がなかった事もあり、 分離帯にあわや衝突という直前で事なきをえたのだ。 運転手さんはさぞかし肝を冷やした事でしょう。 ちなみに、同じ日のちょっと前、 誰とはいわぬ数軒先のおべんとやのネーネも、 配達用のバイクでそれも自分の所のテーブルの真ん前で はでに転んでおりました。幸いこちらも大丈夫。 雨に風に吹かれさらされ、今日もがんばるおべんと修行。 こんな一週間があれば、ちょいとの事ではもうくじけないのだ。
先週は沖縄のおべんと売りの醍醐味を
十分に堪能できたなんともいえぬ一週間。 ![]() 週明けから曇り→雨→風→暴風+雨というように、 天気は徐々に凄まじさを加え、 木曜日と言ったらそれはもう…… まだこの交差点でおべんと修行を始めてから 日が浅いとはいえ、そんな一年以上の日々の中でも、 特筆すべき厳しき一日だった。 あまりの風の強さに、 やはりうちのでかパラソルはほぼメリーポピンズ状態になり、 もうちょっとでパラソルごと空の旅をしそうだったので、 小雨はぱらつくものの仕方なしにパラソル撤収。 代わりに、メニューが2枚、レジ袋、カレーの容器など、 様々な品々を沖縄のミーニシに提供するはめになった。 とはいえこれなどまだましな方で、 お隣の誰とはいわぬがはなのネーネは、 大切な売り上げを風にさらわれ、 58号線の中央分離帯にぺたりと張り付いているのを とっても悲しそうな目つきで眺めていたのだ。 客足が一段落し、ようやくあのお札を回収しようと思った時には、 既に暴風と車の引き起こす烈風でどこかへ飛んでいってしまっていた。 おまけにおべんとうはテーブルからたたき落とされ、 お金を入れたレジ箱も風に煽られひっくり返しと、 これさんざんのもよう。 雨にぬれそぼれ、台風並みのビル風に吹き付けられ、 そんな中でもお客さんが来てくれたのには驚き&感謝感激なのだ。 というより、みなさん、このエリアのみが ビル風の影響で特に凄まじい状態になっているなど露知らず、 職場のビルを出てこの一帯に一歩足を踏み入れたとたん、 あー近くのコンビニで何か買ってすませばよかった… なんて後悔していたのかもしれないけれど。 自分でも意外だったけれど、予想外におべんとうがはけ、 さすがにこの状態では我慢限界と、 いくつかのおべんとを残しながらも車を取りにこのエリアを離れれば、 そこにはあの凄まじい台風のような荒天はどこ吹く風というほど、 何とも拍子抜けする穏やかな景色が広がっていたのである。 やーー、ホントすごいビル風、冗談抜きの台風並みの風でした。 まだ雨が小雨状態だったからなんとかしのげたものの、 あれが本格的な雨だったら、うちの紙製おべんと箱では とても太刀打ちできなかったに違いないのだ。 こんな一週間を過ごすと、昨日今日の青空は こころからありがたく思える沖縄の12月。 沖縄の冬。
肌寒い、北風の吹き抜ける冬。 ![]() あしたから天気が下り坂。 なんとフィリピン方面に台風が2つ、 一つは迷走状態で、東に向かいつつある模様。 その影響で沖縄地方も荒れそうなのだ。 天気予報サイトによると、降水確率100%だそうで、 明日は普段通りに用意してあるものの、 この調子だとちょいと不安なのである。 連休明けのこの天気、 気分的にはもう10連休くらいしたいほどだよー。 金曜日はおべんと売りが終わればお疲れさま。
仕込みがないのは何とも言えぬ開放感なのだ。 すでに金曜日交差点へ向かう頃には、ほぼ休みモードになっている。 ![]() おべんと売りながらも、早くさばいて、交差点を後にしたいから、 余りそうとみるや、やんややんやの大サービスになることも多い。 持って帰るならあげちゃおうー だから金曜日もお昼過ぎ、売り切れ直前はおすすめ時間帯。 平日も同様だけど、特に天気の悪い時や、 売れ行きのあまり芳しくない時などや、 ともかく速く帰りたい、帰って仕込みにかからなきゃ… ってなちょっと時間も押し気味な時は、 やんややんやの大サービスになることも多いのでよろしくです。 正直な所、これだけ多くのおべんとう屋さんが一同に介し、
片寄せ合って軒を連ねていれば、周りの動向はかなり気になる。 周りに行列、うちの前だけがらりん……なんて言うのは、 気にするなと自分に言い聞かせても、寂しい風が吹き抜けるもの。 そんな気分を味わいたくはないがため、今日もがんばる朝早くから。 ![]() ともかくこの一列の中でも真ん中あたりの行列は群をぬいていて、 お昼前からお昼過ぎまで、ほぼ途切れることなくその行列が続くのだ。 もしこんな調子でうちにも行列ができたら、 毎日11時15分にここへ来て、 11時30分にはここを退散できるかもしれない。 ここ久茂地交差点で一番早くおべんとうを売り切る秘訣は、 持っていくおべんとうの数を減らすことであるって、前にも書いたけど、 さすがに10個位だったら、天気に関わらずあっというもに売れるだろー こんなしょうもないこと考えていたせいか、 今日はお昼の間停めているコインパーキングで、 ちゃりちゃりちゃりといつもと同じ300円をメーターにいれ、 さて乗ろうと思ってよくよくみれば、 色は同じだけど全く違う車だった…なんて失態をしてしまったのだ。 この車の持ち主の人は、さぞ喜んでいるでしょう。 お金入れたのはこのわたしです。 人の役に立つことをしたいとよく思うので、 こんな形で役に立てたのだからうれしいはず、 と思いきや、無償の奉仕とは縁遠く、 その車の持ち主がやってくるまで待って、お金をもらおうかしら、 …なんて思ったこのわたしであります。 それにしても最近乾燥した毎日なので、 交差点を吹くのどかな風に吹かれて、僕の唇はかさかさ気味なのだ。
一週間ぶりのご無沙汰状態でした。
何かと忙しかった先週だがそれも一段落し、 ここ数日は風も陽射しも柔らかく、 ぼけぼけ頭も少しずつまともな回転を始めているような気がする。 ![]() 一方おべんとう売りの状況と言えば、 どうも全般的に久茂地交差点の客足が鈍っているようだ。 たまに月半ば頃にどどんと穴があくことがあるから、その流れなのか。 うちはどうかというと、先週末から今週頭にかけて、 夏場はかなりのヒートをみせていたグリーンカレーの売れ行きが芳しくなく、 仕方なしにその数をちょいと減らした火曜日には、 カレーカレーまたカレーのオンパレードで、 いやはやトホホのカレー日和であった。 そもそも数あるタイのカレーの中でもグリーンカレーは一番人気で、 ほんとうは毎日来るお客さんのことも考えて、 レッドやイエローやマッサマンやパネンや なんやかんや色々なカレーを出せばいいのだけれど、 遠目で黒板を見てグリーンカレーがないと見るや、 一目散に踵を返してしまう方もちらほら見受けるので、 なるべくグリーンカレーは毎日用意するようにしている。 でも毎日作っていると、作る方もたまには違う色のカレーを見たくなってくるので そんな次第で明日はイエローカレーで勝負なのだ。 そしておべんと売りに限らず一喜一憂厳禁、 地に足つけて、自分を信じて黙々歩むのみ、 改めて肝に銘じるさわやかな日々が続く沖縄でした。
今日はいつもにもましてボーーーーーッツとしてたらしく、
お客さんに疲れてますかー?、なんて言われてしまった木曜日。 ![]() 最近夏のあの凄まじい熱さが去り、涼しさがもどってくるとともに、 ようやく少し頭がまわるようになってきて、 いつも頭の中であーだ、こーだ、そーだ、どーだ…と いろんな思いが途切れることなく渦巻いているのだ。 そんな姿をはたから見れば、まるで惚けたおべんと売りが、 遥か遠くに目を泳がせながら、ぼーっとしてるとしかみえないに違いない。 でも本人は、今見ているこの世界はなんなのであろうか?、とか、 この自分というのは一体なんなんだろうか?とか、 目の前に生えてる街路樹は現実のものなのだろうか?とか、 もう疲れたから帰りたいとか、 あっちのおべんと屋さんの売れ行きはどんじゃらほいとか、 この余ってるおべんとうおなかすいたから今食べちゃおうかとか、 そんなことも考えながら、妄想雑念入り交じりつつ、 アッホーな顔して58を通る車を眺めているのだった。 あんまり道行く車を見つめすぎて、最後は目が回ってきた秋たけなわの交差点。 ぼーっとしすぎるとどうも客足にも影響するので、 明日はキリッといつもの通り、さすらいの凛としたおべんと売りに戻ります。 今天気予報で、明日の沖縄はおおむね雨でしょうと… おおむね雨とはこれいかに。 # by ohbentou | 2007-11-08 20:58
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お弁当大国沖縄の那覇久茂地交差点でおべんと道売り中 毎日がドラマなのだ
本になって連載中です
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